不動産売却の疑問

まとめ

今回は不動産を売却するにあたり、実際によく頂くご質問をまとめてみました。

普段あまりなじみのない不動産売却なので難しく考えている方や、良く分からないまま不安でご連絡を頂くのですが、お話ししていくとスッキリご納得頂くことが多いです。

今現在は具体的に不動産売却をお考えでない方も、将来的に売却の予定があるという方におすすめの内容となっていますのでご覧ください。

Q.不動産売却するタイミングはいつがいい?

A.不動産が動きやすい時期の前に行いましょう。


一般的に不動産が動きやすい時期は、主に転勤や入学時期といった人が動く事の多い2月~3月です。ただし、その前にしっかり売却の準備が出来るか否かも、売却がスムーズに進むかどうかを左右します。

また、土地の形や建物の古さなど、個々の事例によって販売しやすい物件・しにくい物件はどうしても差が出てしまいます。出来るだけ早く売却相談をすることをおすすめします。


また、十分に販売戦略を練る時間があるかどうかも重要となります。

Q.不動産売却する場合費用はかかるの

A.仲介手数料をはじめ、場合により費用が発生します。


不動産を売却する場合には、場合により費用が発生します。

①仲介手数料

②印紙代

③建物解体費

④測量費

⑤抵当権抹消登記費用等。

具体的にどのような費用が発生するかは、物件により異なりますので一度ご相談ください。

Q.不動産相場って大事なの

A.売却事例や販売事例は重要な情報です


不動産売却をするにあたり、気になるのは「売却価格」ですよね。中には売れる金額ではないと分かっていて査定時に高い金額を提示して契約を締結し、その後売主さんが価格を下げるまで放置する会社もあります。

周辺相場が分かっていれば、そんなに高い値段で売れるわけがないと分かるはずです。そこで、実際にいつ、どのくらいの金額で売れたのかを知る必要があります。

自身の所有している不動産と似た物件の売却事例があれば一番分かりやすいと思います。そのような資料をしっかり揃えてもらいアドバイスをもらえるのがベストです。

また、現在販売中の物件もチェックする必要があります。なぜなら、あなたの売りたい物件の「ライバル」になるからです。

買いたい側の立場になるとよく分かりますが、同じような物件が2つあれば必ず比較します。例えば、同じ値段の大根があるけれど、産地が違う、鮮度が違う、太さが違う…。この場合、より条件の良い大根を選びますよね?

不動産でも比較されることは多々あります。価格、土地の広さ、間取り、建物の築年数、カースペース、設備関係…など総合的に見て判断されます。

売りたい不動産の周辺相場はしっかりチェックしておきましょう。

Q.住みながら売却はできる

A.お住まいになったまま売却可能です。


もちろん今現在お住まいのままでも売却することは可能です。いわゆる「居住中」という物件になります。

ただし、ご見学希望のお客様がいらっしゃった場合には、日程の調整をし建物の中をご見学させて頂くことになります。

実際に売却が成立した場合には、買主様と相談した上でお引越しの為の時間を取り、お引渡し日を調整する必要があります。

Q.仲介と買取の違いは

A.それぞれメリット・デメリットがあります。


不動産売却をするにあたり2つの方法があります。「仲介」「買取」です。

「仲介」とは、不動産仲介業者が買い手を見つけてくるということです。一般的にポータルサイトやホームぺージ、チラシなどで買い手を集め、売主様の不動産を買いたいという方を探します。

<メリット>

・買取より高値で売却できる可能性がある。

<デメリット>

・いつ売れるかが分からない

・仲介手数料が発生する

・瑕疵担保責任がある

「買取」とは、不動産業者が直接買い取ります。いわば、不動産業者が買主となることです。不動産業者が買うので買い手を探す必要がなく、スムーズに取引することが可能ですが、その分価格は低めになります。

<メリット>

・売却まで時間がかからない

・仲介手数料は不要

・瑕疵担保責任は不要

<デメリット>

・仲介より売却価格が低くなる場合が多い。

それぞれメリット・デメリットが異なりますので、「とにかく早く手放したい!」という方は「買取」、時間がかかっても買取価格よりは高く売りたいという方は「仲介」を選ぶのがおすすめです。